食中毒予防

 日本歯科大学新潟病院地域歯科医療支援室メールマガジンより  
  
      ~良く噛むことが食中毒予防につながる~

 
  食中毒についての情報をご紹介いたします。最近、腸管出血性大腸菌O-111による食中毒事件が日本を震撼させましたが、数年前のO-157事件の際に日本歯科医師会の食事推進フォーラムにて「良く噛むことが食中毒予防につながる」との内容が発表されていました。では、噛むことと食中毒の予防にはどのような関係があるのでしょうか。食中毒の菌は食物を通じて口から胃の中へと入りますが、胃酸はpH12の強酸であるため本来ならば死滅してしまうはずです。良く噛まないことは食塊内の菌が胃液に触れない環境を作り、菌が小腸に達して増殖することにより食中毒が発症してしまうという興味深いお話しでした。しかし、それだけでは予防は不十分です。厚生労働省からの「
家庭でできる食中毒予防について」も参考にして頂ければと思います。内容は子供からお年寄りまで理解しやすいものとなっております。一見、当たり前の事柄のようですが意外と実行できていないことも多いため、ご家族を含めて再確認して頂ければ幸いです。